滋賀民報バックナンバー
2017年3月12日号
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1面:
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福島の"今"―あの日から6年、防護服で一時帰宅
帰還困難の双葉町・同行取材―終わらない「3・11」
"暮らしと町を奪った原発"
爪痕も生々しく
一時帰宅の小川さんと双葉町へ"未曽有の被害を出した東日本大震災、東京電力福島第一原子力発電所の事故から11日で6年。
被災者の暮らしは未だに再建できていないのに、国と東電は支援や賠償を打ち切って幕引きをねらっています。第一原発が立地する福島県双葉町は今も放射線量が高く、大部分が帰還困難区域に指定され、自由に立ち入ることさえできません。
"あの日"までこの町に住み、現在は郡山市に避難して仮設住宅で暮らしている小川貴永(たかひさ)さん(46)の一時帰宅に、滋賀民報取材班が2日、町の許可を得て同行しました。(2面に関連記事) -
商店街が大賑わい
第17回大津100円商店街4日、大津市内で「第17回大津100円商店街」が開かれ、賑わいました。
各商店街の店舗が100円商品・サービスを提供し、落語やミニコンサートも。熱々の焼き芋やフランクフルトなどに子どもたちも大喜びでした。
2面:
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福島・現地取材―町は今も"あの日"のまま
次々、避難指示を解除するが…
双葉町、富岡町を行く道路1本を隔てて、左は住民に帰還を呼びかける避難解除区域(1.68マイクロシーベルトの所も)。右はフェンスで閉じられた帰還困難区域(富岡町)
福島第一原発事故は6年がたっても収束せず、事故原因すら解明されていません。それでも政府は「復興」と称して事故を消し去ろうと、避難した住民に帰還を急がせています。
浪江町、川俣町(山木屋地区)、飯舘村が今月31日、居住制限と避難指示解除準備の区域を解除。富岡町も4月1日、両区域を解除することに。しかし、原発事故ゆえの特異な被害に避難者の思いは複雑です。
いまも“あの日”が残る町、復興へと動き始めた町を、市民や避難者でつくる「原発事故の完全賠償をさせる会」事務局長の菅家新(かんけ・あらた)さんに案内してもらいました。
6年前の「3・11」は中学校で卒業式が行われた日。
◆「原発事故の完全賠償をさせる会」事務局長・菅家新さん―原発は止まっていても怖い。"敵は東電と国だ"
地震直後は避難場所になったと思われますが、原発事故で慌ただしく全町避難。そのまま戻ることはできませんでした(富岡町) - 第35回湖南・甲賀「怒りのつどい」―共謀罪・森友学園問題で怒り爆発(湖南・甲賀地域労連・田中哲さん寄稿)
3面:
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"治安維持法の現代版だ"―共謀罪の国会提出やめろ
大津で怒りのデモ
「共謀罪の国会提出やめろ」とデモ行進(3日、大津市)
◆県内団体が「共謀罪に反対する滋賀県連絡会」を結成 - 『ヒト人now』「怒る富士」100人実行委員会事務局長・阿部洋さん―"感動するお芝居です"
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国際女性デーで集会
女性ら、「憲法守ろう」と"レッドアクション"国際女性デー県集会後の"レッドアクション"(5日、大津市)
- 生活保護費返還を取消し―滋賀県。大津市処分に裁決
- 【読者の声】
- 『泣き寝入りはだめよ―女性弁護士・お役立ち日誌』(月1回連載)
4面:
- 『江戸時代、近江の湖辺(うみべ)の暮らし―滋賀大史料館の収蔵史料から』 滋賀大学経済学部附属史料館館長・青柳周一さん 第2回・琵琶湖の水運と「彦根三湊(さんみなと)」
- 『権座(ごんざ)だより』 権座・水郷を守り育てる会事務局長・大西實さん その2「農機具も田舟で」
- 【文化ガイド】