辰巳孝太郎 日本共産党衆院議員
沖野修也 音楽家・DJ(大津市在住)
世界で活躍する音楽家、DJ。「Kyoto Jazz Massive」、「Kyoto Jazz Sextet」主宰。「デマと差別が蔓延する社会を許しません」アピール呼びかけ人の一人
ジャズバンドを率いて各国をライブ公演にまわる音楽家・沖野修也さん(58・大津市)。DJ、選曲家、作曲家としても世界中にファンを持つ、日本を代表する音楽家の一人です。デマと差別を許さず、高市政権にも〝モノ言う〟沖野さんと、日本共産党の辰巳孝太郎衆院議員(49)が、新年にあたって音楽スタジオで熱く語り合いました。
辰巳 あけましておめでとうございます。お会いできてとてもうれしいです。
沖野 おめでとうございます。昨年、新宿であった「デマと差別が蔓延(まんえん)する社会を許しません」街頭宣伝でお会いしましたね。
辰巳 あの時の「デマと差別は人を殺してしまう」という沖野さんの訴え、印象的でした。
沖野 昨年、兵庫県知事にかかわるデマで元県議が亡くなりました。100年以上前の関東大震災でも、デマで朝鮮人が虐殺された。ナチスもデマと差別を利用しました。今、日本で外国人に対する差別が普通に横行しているのが僕はすごく怖いんです。人類が散々犯してきた過ちをまた繰り返すのかって。
辰巳 自民党政治の下で格差が広がって、円安で外国と比べても相対的に貧しくなった。今の排外主義の根っこには、こういう〝余裕のなさ〟があります。SNSでデマが流れ、それを信じてしまう人がいる、それを国会でも感じています。
沖野 差別もデマも黙っていると拡散していくので、「それはダメ」と声をあげて、何とかして食い止めたいという思いが強いです。それが僕一人であったとしても。
辰巳 滋賀もそうですが、差別に反対する行動が各地で行われています。撒き散らされる差別の言葉に、「反対する人がおるんやで」ということを見せるのは、すごく大事なことだと思います。(3面に続く)