懲りない滋賀の自民 どっぷり金権体質 衆参議員4氏、資金パーティー/ 2025年12月7日号

衆参両院ともに自民党の議席が過半数を割り込む大きな要因となった、「政治とカネ」問題。2024年分の政治資金収支報告書が28日に公表され、同党の金権体質を改めて浮き彫りにしました。上野賢一郎厚労相(衆院議員=滋賀2区)など滋賀の自民党の国会議員4氏が政治資金パーティーを開いて得た利益総額は6千万円以上にのぼります。(2面に関連記事)


20万円未満のパーティー券購入者は収支報告書に記載する義務がないため、自民党4議員のパーティーも購入者の8割以上が不明。記載があったのは、「大岡敏孝を支える会」が5月14日に開いたパーティーで工具製造会社(株)ジーベックテクノロジー(東京)が100万円、奥村モータース(湖南市)が50万円分を購入。宮本和宏後援会主催のパーティーでは、大和ハウス工業(株)と積水ハウス(株)が、各50万円分を購入しています。
 パー券購入は事実上の企業・団体献金で、「政治腐敗の温床」として、規制の抜本強化を求める声やパーティー開催に反対する声が強まっています。

―― 全文は紙面で

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