滋賀民報バックナンバー
2014年2月16日号
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1面:
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大型箱モノが目白押し―2014年度県予算案・5153億円
暮らし、福祉に冷たく県は10日、2014年度の予算案を発表しました。一般会計は、2年連続のプラスとなる5153億1000万円(前年度当初比4.0%増)。特別会計は1951億円(同7.2%減)、企業会計は382億円(同16.7%増)。借金(県債)残高は1兆799億円の過去最高に膨れあがりました。
予算案の中身をみると、安倍自公政権による大企業奉仕・国民犠牲の施策を忠実に実行し、消費税増税や使用料・手数料値上げなど県民負担の増大で歳入を確保。それを200億円前後の国体会場建設や超豪華な危機管理センター(約60億円)をはじめとした数多くの大型公共事業や、企業誘致推進事業などに投入。
子どもの医療費助成など切実な県民要求には冷たいばかりか、小規模特別養護老人ホームなどの予算削減、「朽木いきものふれあいの里」など貴重な県立施設の廃止まで強行する計画です。 -
県議会定数3削減―本紙が情報公開請求
定数検討委員会の実態明らか県議会の議員定数検討委員会(佐野高典委員長)が昨年12月、議員定数を3減らし44にする検討結果を議長に答申、発表しました。民主主義の根幹に関わる重大問題ですが、まともな議論もないまま、「削減ありき」の密室・短時間審議で結論を出していたことが、本紙の情報公開請求からこのほど明らかになりました。
- "「自共対決」勝ち抜こう"暴走政治阻止、県議席奪還へ―日本共産党第72回県党会議
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にぎわう「盆梅展」
3月10日まで、長浜市・慶雲館
2面:
- 愛荘町議選 18日告示―日本共産党・たつみ保さん、滝すみえさん議席確保へ全力
- 2014年度県予算案・安倍政権いいなりの暮らし破壊予算―ズラリ大型事業・国体会場、危機管理センター、美術館…
- "NHK経営委員は辞職を"平和委、新婦人が抗議文
- 「聾話学校充実を」署名9614筆―父母ら県教委に提出
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"安心の医療・介護を"民医連が白衣の宣伝
滋賀民医連の宣伝・署名の様子
(30日、大津市) - "消費増税中止を"民商が春の決起集会
- 安倍政権の暴走に怒り―甲賀でつどい
- "生健会不当弾圧許すな"「怒りの集会」に滋賀から18人参加
3面:
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春の総行動"県民要求実現を"―実行委が対県交渉
「がんばろう」とこぶしを突き上げる参加者(6日、大津市)
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"危険な階段に手すりが"―「街角ウォッチング」で実現・日本共産党仰木支部
「危険な歩道に柵がついた」「公園の階段に手すりがついて助かる」――。大津市の日本共産党仰木支部が「安全で安心なまちづくりを」と取り組んでいる「街角ウォッチング」に、住民から感謝の声が上がっています。
- 催し―2月16日「重税反対」自動車パレード・県内5地域
▼大津高島=①堅田観光駐車場(9時半集合)、②瀬田東市民センター(同)
▼草津甲賀=草津甲賀民商本部事務所(9時半集合)
▼湖東=①近江八幡市役所(10時出発)、②日野町役場(同)、③東近江市役所(同)
▼彦根=彦根民商事務所(9時集合)
▼長浜=長浜市役所(10時集合) - 『マンガ日記―薫君と歩む日々』『おいしく食べて健康に』(連載記事)
4面:
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引っ張りだこのどこでも"出張弾き語り"9条や消費税も歌で
藤本隆章さん、山元大造さんのデュオスポットライトをあび、弾き語る藤本隆章さん(56)、山元大造さん(36)のフォークデュオ。今、県内各地の集会などに引っ張りだこです。
滋賀県庁に勤める藤本さんと県労連事務局長の山元さん。年齢差もある2人ですが、息はぴったり。2人とも学生時代から仲間と歌い続け、平和、労働運動に生かしてきたからです。藤本さんの原点は「平和を求めるうたごえ運動」。山元さんは米国の反戦歌手らにあこがれ、「歌は平和のため、音楽は生活から生まれた」と言います。
2人の初舞台は昨年5月の滋賀県民メーデー。以後、消費税増税中止県民集会や日米合同演習反対あいば野大集会、滋賀教育のつどいでも歌い、京都から出演依頼も。
♪…俺たちの闘いがはじまる/消費税は許さない/9条は輝く…。2人の歌声は安倍政権の暴走に痛打を与えそうです。 - "戦争体験を風化させない"23日に「故平野喜三さんのDVDを観る会」
- 『図書館の風景』多賀町立図書館長・西河内靖泰さん
- 『ほんとひと』「勧請縄―個性豊かな村境の魔よけ」日野町文化協会会長・西村泰郎さん
- 書評―『恋文』、『ペイ・フォワード〔可能の王国〕』